詳細ガイド
テスト

デバッグテスト

テストが期待通りに動作しない場合、デフォルトのNode.js環境と実際のブラウザの両方でデバッグできます。

Node.jsでのデバッグ

デフォルトのNode.js環境でのデバッグは、ブラウザ固有のAPIやレンダリングに関連しない問題を診断する最も迅速な方法です。

  1. ng testコマンドを--debugフラグ付きで実行します:
    ng test --debug
  2. テストランナーがデバッグモードで起動し、デバッガーがアタッチされるのを待ちます。
  3. 任意のデバッガーをアタッチできます。たとえば、VS Codeの組み込みNode.jsデバッガーや、Node.js用のChrome DevToolsを使用できます。

ブラウザでのデバッグ

ブラウザでのデバッグは、DOMやその他のブラウザ固有のAPIに依存するテストに推奨されます。このアプローチでは、ブラウザ独自の開発者ツールを使用できます。

  1. ブラウザプロバイダーがインストールされていることを確認します。セットアップ手順については、ブラウザでのテスト実行を参照してください。
  2. ng testコマンドを--browsers--debugの両方のフラグ付きで実行します:
    ng test --browsers=chromium --debug
  3. このコマンドは、ヘッド付きブラウザでテストを実行し、テスト終了後もブラウザを開いたままにして、出力を検査できるようにします。
  4. ブラウザの開発者ツールを開きます。WindowsではCtrl-Shift-I、macOSではCommand-Option-Iを押します。
  5. Sourcesタブに移動します。
  6. Control/Command-Pを使用して、テストファイルを検索して開きます。
  7. テストにブレークポイントを設定します。
  8. ブラウザでテストランナーUIをリロードします。実行がブレークポイントで停止します。