テストが期待通りに動作しない場合、デフォルトのNode.js環境と実際のブラウザの両方でデバッグできます。
Node.jsでのデバッグ
デフォルトのNode.js環境でのデバッグは、ブラウザ固有のAPIやレンダリングに関連しない問題を診断する最も迅速な方法です。
ng testコマンドを--debugフラグ付きで実行します:ng test --debug- テストランナーがデバッグモードで起動し、デバッガーがアタッチされるのを待ちます。
- 任意のデバッガーをアタッチできます。たとえば、VS Codeの組み込みNode.jsデバッガーや、Node.js用のChrome DevToolsを使用できます。
ブラウザでのデバッグ
ブラウザでのデバッグは、DOMやその他のブラウザ固有のAPIに依存するテストに推奨されます。このアプローチでは、ブラウザ独自の開発者ツールを使用できます。
- ブラウザプロバイダーがインストールされていることを確認します。セットアップ手順については、ブラウザでのテスト実行を参照してください。
ng testコマンドを--browsersと--debugの両方のフラグ付きで実行します:ng test --browsers=chromium --debug- このコマンドは、ヘッド付きブラウザでテストを実行し、テスト終了後もブラウザを開いたままにして、出力を検査できるようにします。
- ブラウザの開発者ツールを開きます。Windowsでは
Ctrl-Shift-I、macOSではCommand-Option-Iを押します。 - Sourcesタブに移動します。
Control/Command-Pを使用して、テストファイルを検索して開きます。- テストにブレークポイントを設定します。
- ブラウザでテストランナーUIをリロードします。実行がブレークポイントで停止します。