入門
基本概念

ユーザーインタラクションの処理

アプリケーション中でユーザーインタラクションを処理します。

ユーザーインタラクションを処理し、それを使って作業することは、動的なアプリケーションを構築する上で重要な側面の1つです。このガイドでは、単純なユーザーインタラクションであるイベント処理について説明します。

イベント処理

要素にイベントハンドラーを追加するには、次の手順に従います。

  1. イベント名を含む属性を括弧内に追加する。
  2. イベントが発生したときに実行するJavaScript文を指定する。
      
<button (click)="save()">保存</button>

たとえば、clickイベントが発生したときにtransformText関数を呼び出すボタンを作成する場合は、次のようになります。

      
// text-transformer.component.ts@Component({  standalone: true,  selector: 'text-transformer',  template: `    <p>{{ announcement }}</p>    <button (click)="transformText()">アブラカダブラ!</button>  `,})export class TextTransformer {  announcement = 'Hello again Angular!';  transformText() {    this.announcement = this.announcement.toUpperCase();  }}

その他の一般的なイベントリスナーの例を次に示します。

      
<input (keyup)="validateInput()" /><input (keydown)="updateInput()" />

$event

イベントオブジェクトにアクセスする必要がある場合、Angularは関数に渡すことができる暗黙の$event変数を提供します。

      
<button (click)="createUser($event)">送信</button>

次のステップ